世界禁煙デー
5月31日は世界禁煙デーで、WHOが禁煙を推進するために制定した記念日です。禁煙デーから1週間は禁煙週間となっています。
喫煙と関連のある眼疾患として、身近なものには白内障があります。喫煙により発症の危険が3倍以上になるという報告もあります。また喫煙は、加齢黄斑変性症の大きなリスクファクターであるとも言われています。加齢黄斑変性症とは、眼の奥の網膜に、悪い血管(新生血管)が生じる病気(写真)で、失明の可能性もある怖い病気です。日本人の失明原因の第4位になっています。加齢黄斑変性症は、発症すると、失明はしなくても、ゆがみや視力低下をおこし、完全に元の見え方に戻すことは出来ません。発症しないようにすることが重要であり、禁煙が重要であると言えます。
最近は、受動喫煙も話題になっています。愛煙家の方は、世界禁煙デーを機会に、禁煙にチャレンジされてはいかがでしょうか?